日本のプロ野球で優勝ビールかけをするルーツ

日本のプロ野球でリーグ優勝が決まるのは秋の始まりの風物詩です。

優勝チームの監督がグラウンドで胴上げされたあと、目にビールが入らないようゴーグルをつけて臨むビールかけの選手がはしゃいでいる祝賀会の様子は、野球に興味がない人でもニュースなどで見る機会が多くあります。シーズン開幕からペナントレースを見届けていた私達にとって嬉しいものです。アメリカのメジャーリーグではシャンパンファイトでシャンパンを泡立てているのに、日本のプロ野球はビールを使うのは何故でしょうか?

優勝のビールかけはアメリカのメジャーリーグのシャンパンファイトに倣ったものです。

さらに遡ると、フランスの皇帝ナポレオンがシャンパンの勢い良く吹き出る様子を気に入って戦いの後にかけたことがルーツとされています。

日本では、シャンパンを飲む習慣がありませんが、だからビールというわけではないようです。

スポーツイベントでは、自動車の世界選手権の大会公式シャンパンのように主催者が用意したものを使います。用意していないのであれば、表彰台の上に正座させてバケツやゴミ箱に酌んでおいた水を頭からかけられます。パフォーマンスですから、勢い良くかけられる液状のものであれば何でも良いのです。

日本で優勝ビールかけをする以前はビールで乾杯する程度でした。

昭和34年(1959年)に南海ホークスが優勝を決めた後の祝勝会でカールトン半田内野手が他の選手にビールをかけたことが始まりです。

嬉しい時のハプニングがきっかけで日本での根強い風習になっています。

用意された4000~5000本のビールが尽きてしまうのにおよそ何分かかるか時計を見ながら計ると面白そうです。